「ミニ・ダウンヒル・ダービー」とは、簡単に言えば、動力の付いていない手作りのミニカーで、重力の力だけで坂を下る速さを競う競技です。
坂を下るだけの簡単な構造のミニカーですから、”Do It Yourself”(手作り)が得意な人も、ちょっと苦手な人も、気楽に参加することができます。
木製のキットを使えば、たとえ幼稚園児であっても、家族やまわりの人たちから多少の手助けを受ければ、十分製作・参加が可能な範囲であると確信しております。
また、専門的な技術をもつ人にとっては、もっと「高度な」マシンを作って腕前を披露する絶好の機会です。幼稚園児や小中学生が、家族やまわりの人たちの協力を得ながら、ダウンヒル・ダービーに参加することにより、必然的に家族や周辺との会話や交流、意思の疎通を通じ太い絆を生んでいくことでしょう。
このダウンヒル・ダービーは「遊びごころ」を重視し、家族だんらん、親子、手づくり、自然、環境、愛情、楽しみ、エコロジー、それらの思いを込めたものです。
ミニ・ダウンヒルダービーのマシン
木製キットのWOOD MOBILE シンプルなデザインながらデザインアレンジを多彩に変更することが可能!走行性能もピカイチです。バランスにすぐれたボディーです。
木製キットをベースに大幅に手を加えてF-1に仕立てられました。少し重いので9Mコースでは負けなし!
建築材料のエゾ松垂木端材をいただき削りに削って完成させて古い古いF-1マシン。タイヤを細くして転がり抵抗が抑えられ、なかなかの走りを見せます。
木製キット WOOD MOBILE
- カウル ×1
- ボディー ×1
- タイヤ ×4
- シャフト ×2
- ワッシャー×4
- ビス ×1
① シャフトにタイヤを片側のみ差し込みます。2セット作ります。
このとき、ボンドを少しガイド穴にぬり、ハンマーで軽くたたいて差し込みます。
② ワッシャーをシャフトに通し、シャフトをボディーのアナに通します。2セット。
③ 反対側に出てきたシャフトにワッシャーを通します。2セット。
④ 残りのタイヤのガイド穴にボンドを少しだけ塗り、シャフトに差し込みます。
こちら側もハンマーで軽くたたきます。
⑤ タイヤの転がりを確認します。ボンドがはみ出している場合はしっかりとふき取ってください。
⑥ カウルの位置と向きを決めます。前後と前・中・後のどれにしましょうか?
⑦ カウルの下側面にボンドをほんの少しだけ塗ります。
ビスをボディーの下側から差し込んで少し上側に出します。
カウルの下穴にビスを合わせて抑えながら、ドライバーを押しまわして固定します。
⑧これで基本形の出来上がりです。
⑨ マーカーやステッカーで、自分のオリジナルデザインを施して完成です。
⑩ 名前を忘れずに書いておきましょう。